1月の話ですが「G2の家の作り方暮らしかた」の本を出版したZoomセミナーが有りました。
 
 
Amazonや書店で販売していますので、これから家を建てようと思う人は是非購入されると良いと思います。
以前にお伝えしましたが分かりやすい本なのでお勧めします。
 
セミナーは著者の「鈴木大隆博士」さんと「岩前 篤教授」さんです。
どんな事を伝えたかったのかとか内容の説明が有りました。
鈴木先生と岩前先生はHEAT20の理事をなさっています。
 
 
先ずは鈴木先生からです。
HEAT20と断熱等級の関係と目指す家の断熱性能です。
HEAT20では冬の最低室温を決めるのと光熱費の負担を減らす家を目標にしています。
 
G2の家はエネルギーを削減しながら温度のストレスを感じない家
G3の家は暖房設備に殆ど依存せずに開放的な暮らしが可能な家
 
冬場に日射取得が出来る地域は暖房設備は小さくても大丈夫ですが、日本海側の私の地域のような所は冬場に日射取得は期待できませんね(涙。。)
 
 
最近Ua値とかの数値競争になっている感が有りますが、Ua値は家の断熱性能を表す指標ですが実際は住んでいる部屋の室温が快適か不快かが重要です。
鈴木先生は室温にこだわっています。
室温とUa値は関係が有るような事も無いような事も有ります。
どのレベルで考えるかによって相関関係が変わって来ますね。
 
Ua値が良い方が断熱性能も良い訳ですが、Ua値が良いから暖かい部屋になるとは限らないのが難しい所なのです。
省エネ基準からみるとUa値が良い方が暖かく感じますが、G2やG3になるとUa値だけでは快適な家になるとは限らないのが難しいと思います。
 
いつも柔らかい口調でお話をする鈴木先生です(笑)
 
 
次は岩前先生です。
岩前先生も気さくな面白く話をする先生です(笑)
 
週刊新潮に寒い家は健康に悪い記事が出ました。
やっぱり寒い家で我慢していると・・体に悪いでしょう~
 
 
アップしてみます
 
 
暖かい家に住んで見た感想を紹介しています。
二人目の出産後は実家には帰らず自宅に帰ったそうです。
木花家で建てたお客さんでも同じ事を言っていました。
 
 
 
真冬でも家の中では靴下を脱いだ素足で過ごしています。
これもまた木花家で建てたお客さんも同じ事を言っています。
近くの親戚の子供が遊びに来ると部屋に入るなり靴下と上着を脱ぐそうです。
廊下やどの部屋も暖かいので子供たちは家中を走り回っていると言っていました(笑)
 
 
木花家でもリビング階段のプランが多いです。
部屋の解放感と温度ムラが少ないので嫌でなければリビング階段をお勧めしています。
 
断熱性能の悪い家ではリビング階段にするとめっちゃ寒いので絶対にリビング階段は駄目です!
 
子供たちが大きくなってリビングを通らないと部屋に行けなのはちょっと嫌だな~って感る人も居ますが、家族が帰ってきたり部屋で何かしてたりと家族の気配を感じられる家って良いですね。
世界中何処を探しても居ない家族なんですから
 
 
岩前先生は、これまで日本の家は採暖で暖を取っていましたが、これからは暖房で家中を暖かくするのが健康に良いと言っています。
 
採暖と暖房は似ているようで全然違います。
暖房の効いて家に住むと健康にも良いし、アレルギー反応も少なくなる事が学会論文でも報告されています。
一度暖房の家に住んだら採暖の家に住む事は出来なくなりますね。
 
本の内容は著作権の関係も有りますので詳しくはお伝え出来ませんが、これから家を建てたいと思っている人は是非とも読んでください。
 
一度家を建てると50年80年と住む家です。
子供や孫まで使う家なので建てる時にはしっかりとした性能の良い家を建てるととても経済的です。
最近家の価格が上昇していますが、長く住み続ける家にお金を掛けて断熱性能の良い家はコスパの良い投資です。
 
家のコスパを追求する設計木花家です
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です