今日はマニアックな話です
設計木花家では断面構成が変わると必ず結露計算を行います
市場には色々な商材が有りますのでその組み合わせが大事です
何かの商品を使えば全て問題なく高性能な家になるとは限りません
意外と商品性能だけに頼ると失敗します
いつものほほんとしたブログが多いですが・・・
普段はマニアックな計算も行っています(笑)
設計木花家では公的機関に性能審査を申請していますが、その時に防湿シートは不要の根拠を結露計算を添付して申請しています
性能審査用の結露計算は案外緩い基準でシュミレーション結果を提出しています
石川県金沢市は6地域です
最寒月の平均気温は3℃です
最寒月の日最低気温は1.3℃です
湿度は固定になっていますのでシュミレーションソフトに気温を入れます
木花家の仕様書に基づいて断面構成を入力します
材料の熱貫流率や透湿抵抗値が決まっていますのでその通り入力します
出来た結果はOKです
防水シート無くても問題は有りません
しかしもっと温度や湿度を変えて何度が限界点なのか調べるて見たくなります
公的機関に提出データーはこのデータでないと受付してくれません
他のソフトでのシュミレーション結果はNGです
温度や湿度を変えてシュミレーション出来るソフトで試してみます
松尾式エコセミナーで使っているソフトです
公的機関に出す温湿度で入力しても問題ありません
防水シートと付加断熱のフェノバボードを材料に入力していますが厚みが0なので無いものとなります
金沢の寒い時を想定して外気温を-3℃で室内を18℃で試してみました
ギリギリですがOKですね
次は付加断熱でフェノバボード30㎜を入れてみました
温度は下がらないので良いのですが透湿抵抗値が高いので結露の判定です
日の出の前の一番気温が下がる時の想定なので少し結露の結果が出ても構造的には何とかなりそうです
防水シートを貼ると一気に湿度を止めるので外壁側の結露はOKになりました
冬の結露計算はこんな感じで色々な材料を入力してシュミレーションしています
次は夏の結露計算をシュミレーションしてみましょう
夏は室内温度26℃60%外は45℃70%が標準入力データです
夏も防水シートが無くてもOKです
防水シートを入れてみました
防水シートをを入れると室内側で結露の判定です
そこで透湿防水シートを入力し見ます
おぉぉー湿度が抜けて結露は無くなりましたね
これを見ると可変防湿シートは良いですね
しかし壁の結露を考えると夏と冬では条件が真逆になりますので冬の事だけを考えて壁の断面構成を考えると夏に困った事になります
どっちを優先するかって・・・・どっちも結露になったら困るやろ
最近は夏の気温と湿度がとても高くなっています
暑いからクーラーで部屋を冷やすから増々夏の結露リスクが高くなります
夏も冬も結露対策をおろそかにすると事故になります
設計木花家では防湿シートが無くても夏も冬も結露が起こらないように断面構成を考えています
複雑な断面構成にするとこれまた必ず不具合が発生します
現場で作業をするので出来るだけ簡単でしかも結露が発生しない事が大切です
温度・湿度・材料を変えて何度でもシュミレーションをしています
沢山の中から今回は代表的なのを載せました
いつものほほんとしているようでかなりマニアックな事も・・普段もしています
現在住宅の相談している会社で仕様書に基づいた結露計算結果を見せて欲しいと言ってみると良いと思います
そこで直ぐに結露計算結果を出す会社は普段からしっかりと計算をしている会社です
次回の打合せの時に提出しますと言った会社は・・・注意が必要ですね
マニアックな結露計算シュミレーションを行ってる設計木花家です
本物の高気密高断熱の家を原価で建てる設計木花家です