主に木造住宅の構造を専門に行っている「M’(エムズ)構造設計」さんの構造から見た能登地震のセミナーが有りました。
M’構造設計の構造塾に設計木花家も参加して構造を勉強しています。
何事も絶対は有りませんがかなり回避できる手段は有ります。
 
地震に耐えて被害の少ない建物を建てる為にどうすれば良いのか!
今回もZoomで参加しました。
 
 
コロナ以後Zoom会議が普及しましたのでとても便利ですね~~
全国・・・いや世界中からリアルタイムで参加する事が出来ます。
翻訳機能も付いていますので他の言語でも理解できます(スッゴイ)
 
塾長の佐藤実さんからの報告です。
今回の能登地震と熊本地震を比べると地震の大きさが分かります。
 
 
熊本地震で被害が大きかった益城町と輪島市と同じ位の範囲です。
能登地震では能登半島全域が被害に遭ったので被害の範囲を比べると地震の大きさが分かりますね。
 
能登地震の復興が遅いと言われますが地震被害の範囲と地理を考えるとまだまだ時間が掛かります。
 
地震の前と地震後の様子が分かります。
グーグルアースは凄いですね
先ずは地震前の様子です
 
 
地震後の状況です
 
 
私も地震後に調査に行った時に撮った写真と同じです。
半年たってもそのままです。(涙。。)
 
道路に両脇の家が倒れて来ているのにそこを通って避難できるでしょうか?
家の中に居ても潰されるし外に出ても潰れた家が襲ってきます。
普段行っている防災訓練のように家の前の道路から避難が出来ませんね。
 
建築基準法では耐震等級1の建物でも法令違反はしていません。
命を守れると思われる基準です。
 
 
命は守れても財産は守る事が出来ませんね
命が助かって良かったと思えるか・・・・
もう少し費用を掛けて命と財産を守れたら良いですね。
 
近くで某建築会社が建てた耐震等級3の家です。
 
 
地震に強い家が良いですね
家族の命と財産を守れます。
 
日本は平地が少ないので傾斜地にも家が建っています。
今回の地震で地滑りや液状化が起こりました。
 
 
崖の端で見晴らしの良い土地だったと思いますがこの状況を見て泣けてきますね。
今回の地震で無被害だった端の土地も有ったと思いますが地震の度にびくびくしますね。
土地選びはハザードマップで確認してから決めましょうね。
 
今回のセミナーは専門的な事が多かったので一般の人には良く理解できない内容だったと思いますが、災害に強い家と家族と財産を守る為に必要な事が報告されていました。
 
家を建てるお客さんには細かな計算や工法を説明しても分かりません
肝心なのは家を建てる業者さんは細かな計算や工法を考えて安心して住める家を建てる責任が有ります。
 
避難所や仮設住宅での暮らしはとても辛いです。
自分の家で安心して住める家のが一番良いですね。
 
家族が安心して住める財産を守る設計木花家です
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です