元旦の能登地震から半年が経ちましたね
これまでの地震の被害と比べて能登の復興は遅い感じですが、同じ地震や町や被害が一緒では有りませんので仕方ないと思います。
関係者は日々復興に努力をしていますので応援をよろしくお願いいたします。
 
そこで地元新聞社の北國新聞社さんから新聞記事をまとめた本が発売されています。
当時は新聞も毎日目まぐるしく状況が変わっていった状況を伝えていましたね。
新聞記事を時系列でまとめた本は今後の良い教訓になります。
 
 
輪島の朝一通りが建物火災の延焼で大変だった事が載っています
広範囲の火災は本当に怖いですね。(涙。)
 
 
 
能登地震で倒れたビルは地震の大きさを物語っています。
とてもショッキングな光景です
 
 
新聞にも書いて有りました地震のメカニズムの説明も書いて有ります。
そうは言っても・・・地震がいつ来るか誰にも分かりませんね。
 
 
次は全国紙で能登地震の本が発売されています
地元新聞より深く切り込んだ記事です。
 
 
能登は木造が多いので木造住宅倒壊原因を取り上げています。
旧耐震基準と新耐震基準で木造住宅の被害の差が出ています。
本当は旧耐震基準の家を耐震補強すると被害が少なくて良かったと思いますが・・・耐震補強申請もなかなか使い勝手が悪くて耐震補強申請が進まない理由だと思います。
 
耐震補強申請も理想と現実とかけ離れて制度になっています。
もう少し柔軟な制度だと耐震補強も進んだと思いますが・・・駄目です。
 
 
1階に広い間口を作った家が傾いています。
車を入れたりお店にしたりと間口の広い建物は便利ですが地震には極端に弱い建物になります。
 
たまたま昨年5月5日の能登地震調査の時に見てた建物です。
一見なんとも無いように見えますが、目測で1階で5㎝程傾いていました。
広い間口の車庫は地震に弱いと思って見ていました。
5月8日に調査の時に見た建物の写真です。
 
その後耐震補強をしてお正月を迎えましたが、元旦の能登地震で倒壊しました。
耐震補強の費用は全部だめになってしましました。
中途半端な耐震補強は捨て金になります。
倒壊した様子が本に載っています(涙。)
 
 
広範囲で液状化被害も有ります。
一度液状化になった地盤はまた液状化になる確率が高いので土地選定の時は注意が必要です。
土地選びも慎重に考えないと後で困りますね。
 
 
これから来る地震も出ていますが、
被害対策の準備は必要になりますね。
地震に耐える家が家族を守ります。
 
 
不安をあおる訳では有りませんが今出来る準備はした方が良いです。
数日の避難所は耐えられますが長期の避難所は思っているより過酷です。
自宅避難が出来る家にするのが一番の対策です。
 
 
プランの相談で広いリビングが良いとか素敵なデザインの家が良いと言われますが、耐震や直下率などを考えて災害に強い家にして何かが有っても自宅避難が出来る家が一番良い家です。
 
能登地震で被害に遭われた方を見ていると、家族が安心して住める自宅避難が出来る家の重要性を感じます。
プランを考える時は第一に家族が安心して住める家を考える
次にデザインや間取りを考えるのが良いですね
 
災害はいつ来るか分かりませんが丈夫な家を作る事は出来ます。
著作権の関係も有りますので詳しくは書けませんが、興味の有る方は是非読むと良い本だと思います。
書店やAmazonで販売されていますので是非購入をお勧めします。
 
家族が安心して住める丈夫な家を作る設計木花家です。
本物の高気密高断熱住宅を原価で建てる設計木花家です。