2019年03月29日

屋根が危ない

屋根材に軽くて施工性が良いのでスレート瓦を使う事が多いです
しかし・・・以前から問題視されていた事が浮かび上がって来てます
金沢でも40年程前から使い始めた記憶が有ります
最初は軽くて丈夫で施工も天候に影響されにくいので流行りました
しかし近年は劣化が問題になってきています
知り合いの家も築20年程ですが屋根材の劣化で剥がれ落ちたり台風で飛散したりし始めています
これからどんどん劣化していきますので対策が必要ですね
 
 
設計木花家では屋根は瓦か鈑金を使用しています
どちらも一長一短が有りますが長く持つ点では同じです
屋根は壁よりは思っているより過酷な場所になりますのでしっかりとした材用を使いましょう
今後スレート瓦の問題が大きくなってきそうですね 涙。。。
 
また屋根繋がりで屋根断熱が今月のテーマでした
設計木花家では断熱は屋根断熱を採用しています
天井断熱の方が安価で出来るのですが換気システムや温熱性能を考えて屋根断熱を行っています
 
 
屋根断熱は屋根の通気層をしっかりと確保して棟から排気されるように設計する事が大切です
設計木花家では屋根の垂木間を通気層として確保しています
垂木間を通気層にするのにとても良い材料が「福田温熱空調 FOボード」です
施工性も優れているので綺麗に施工する事が出来ます
なかなかの優れた商品です!!
 
しかし・・・基本の事を理解しないで設計や工事を行っている会社がまだまだいるみたいですね
現場の事を分かっている人なら誰でも気が付く事なのですが・・困ったものです
問題が有るのは地場の工務店よりは棟数の多い会社で基本的な問題が多いように思えますね
会社に新しく入った現場監督や工事の人にしっかりと勉強する機会が取れないのでしょうね
 
有名な会社だから、宣伝をよくしている会社だから大丈夫と思わずに見えない所をしっかりと工事をしているか確認して納得してから自分の家を建てるのをお願いすると良いですね
 
見えなくなる所もしっかりと工事をする設計木花家です
本物の高気密高断熱の家を原価で建てる設計木花家です